結構な数の在庫をもちつづけています。安くて見つけやすいのでいつも購入はドスパラ から。ご紹介まで。

HDDの話をいろいろと書きました。

実物は? 

少し画像を見てみたいですね。 では、あけたところをちょっと見てみましょう。 2002.11.2

1、 Seagate 40G、ST340810A 5400rpm。 
  ※すいません。この記事は私の勘違いでドライブをバラしてしまった結果であまり意味がありません。でもそのまま置いておきます。

  Linuxのテストサーバーとして使ってきま
  読込めないファイルが出てきました。ディスクのチェックをかけても復旧しそうもないので原因を見てみる事にしました。
  でも結局原因はわかりませんでした。見えない微小領域での故障かな?

このモデルはラバーの服を着ています。下の写真はそれを剥がしたところ。
コントローラー部分。 これは・・・まあよく見る部分です。
それを外すと・・・・薄い白いふわふわしたマットが出てきて・・・・それもはがすと
こんな感じ。 上部の左側にコネクタが見えますね。その右(一番上のねじ穴やや左下)に小さな穴が見えますね。
これが呼吸の為の穴です。
ここです。小さな穴です。
さて、気持ちを入れ換えて、表のふたを開けます。
すごいですねー
40Gなのにたったの1枚だけでした。びっくり!!!!
複数枚使うのが普通ですけど、1枚とはたまげた。ヘッドも2組4本用だけど上側は殺してありますね。
横からの図です。手前に1cmくらいのまるい白いシールがありますね。これはシールと言ってもフィルターで穴が細かくあいています。
何かというと呼吸の穴です。これを通して外部とはつーつーなんです。さっき裏側を見ましたね。
だから湿度の上昇と温度変化は結露につながり要注意なんです。

ディスクは、妙にきれいで良く作ってあります。ポリッシュしてあるからきれいという意味ではありません。製造過程の痕跡をほとんど残さず仕上げてあります。
表面は先に触れたように良くポリッシュされていて(あたりまえか)非常に精度の高いものでした。
写真でうつるかなぁ〜 土星の輪。白いものと黒いものの境目をバックに映して見えるかも・・・・・無理かなぁ・・ちょっと写し方を変えて

蛍光燈を反射させて、すこしコントラストを調整してみました。これで見える?
内周のクランプよりやや外側にうっすらと白い土星の輪の様な帯が見えますね。
ヘッドが発進&着地する場所は内周部のホームポジションだけです。
その部分に表面加工(細かい傷を入れておく)してあり白く見えます。
傷はヘッドが吸着するのを防ぐ為です。
以前は全面にこの様なレコードの溝みたいなのを入れていましたが、記録密度を上げるには平坦な表面が好まれるので、その加工を局部的にする様になりました。
この様な内周部の帯は、人為的に作っただけでなく、ヘッドがこすれて削れて摩耗した場合も帯になります。でもそういう場合はヘッドの幅と同じになるのですぐにわかります。これは太い線ですから加工跡ですね。
原因が特定できなくて残念!!
特に音がおかしいとか、そういったことはないのですが・・・

 

2、メーカーはわからなくなってしましたが、540Mクラスのものです。
  3枚6面使用です。
  ほんのわずかな結露をもとに、ヘッド位置が腐食してしまいました。
  残念ながら結露部分の写真は普通の写真器材では撮影できないのでご勘弁を!

いきなり内部の全体像
気持ちを切替えて、実験です。
ドライブの筐体を、ドライバーなどで、コンコン、とたたく。
するといとも簡単にディスク面に傷ができます。
見えますか?
中央のクランプの下に4つの点が写ってますね。写っている蛍光燈は、その反射位置がここでないと傷が写真に写らないので無理とそうしています。気にしないで下さい。
やや右上にも同じものがみえるのは、2箇所で試したからです。
コンコンとされたときにヘッドが(見えない程度に)跳ねて、そのエッジが傷を作った跡です。
こうなるとすぐ壊れますから注意して下さい。

3、Gatewayという逃げ去ってしまったメーカーの製品に内臓されていた Quantum Fireball 10.2G です。
  2002年の春先まで1年ほど連続稼動させてました。
  それから、半年ほど休ませてから、改めて使おうと思ったら、なんだか回転が不安定。
  回転が不安定という状態はあり得ません。とんでもないことです。
  ふお〜んふお〜んとむらのある音がしてまともに回転しません。だから認識もしてくれません。
  復帰は望めないので、開けてしまいました。
  開けた瞬間に二度と利用できなくなるのはご存じですよね。使ってるものを開けたりしない様に。

  記事の修正:あとでわかりましたがGatewayはちゃんとサポートを継続していました。すいません。

外観です。
基盤をとるとこんな感じ
裏側
中です。これも一枚です。40Gが1枚だったから、10Gが1枚でももう驚かないぞ!
構成はSeagateとほぼ同じです。
ディスク面も全体がポリッシュ仕上げで中央付近にヘッドのスティック防止用の加工がされています。
Seagateのドライブと違っているのは、ヘッドのロック機構がついていたことでしょうか。
下の写真のディスク面で左下のピョンと出ている黒いひげ。これが、ディスク回転が始まると風を受けて右側に押されます。右に押されるとヘッドがフリーになります。押される前はヘッドをがっちり固定して下の写真位置から動かない様になっています。
回転しはじめと停止は必ず最内周で行うのを徹底させてますね。もしくは非通電時の振動などでヘッドが動くのを嫌っているのかもしれません。
回転させても回転数が上がらないので、ちょっと様子を見てみました。どうやらヘッドが外周部に行くと回転が下がる様子。
認識できないもんだから、内―外―内―外の繰返しでアームがカッコンカッコン言ってます。

試しに・・・そのヘッドロックを外して内周部(CSSゾーン)以外の場所にもってくると、いきなり吸着(スティック)して動かなくなりました。下の写真みたいな感じ。
写真は吸着した状態です。くっついてしまてってはもうディスクも回りません。もちろん手で回そうとするとヘッドが破壊されます。
写真の様に、ヘッドをちょこっと持ち上げてやると、次の次の写真の様にホームポジションに戻ることができます。
これがホームなポジションで、ここに戻ろうという力が常に働いていました。
さて、故障の理由を推察してみましょう。
症状は、ヘッドがホームポジションからはずれると急に回転が落ちるみたいなのです。
通常ヘッドは浮上してディスク面をシークするので、回転中には接触が無いという前提で吸着する現象は現れないはず。
にもかかわらずそういう現象が出ています。
こんな感じだと考えます。
まず長期利用した為に潤滑剤や表面の品質が若干ながら変質した。変質とは酸化などによる粘度変化やヘッド材質との親和性などを想定します。
そして、そのまま使っているなら問題ないはずであったが、長期間停止した為にヘッドの表面、どちらかというと表面そのものよりへりのあたりに付着して空気の流れを変えてしまった。
それによりヘッドがうまく浮上できなくなり、局部的ば接触による吸着現象が発生するようになった。
・・・ヘッドの表面を顕微鏡で見れば一目瞭然なんですが、そんな器材は今は手元にありませんです。まぁ推測という事で。

4、メルコ
SCSI - 4.3Gのドライブです。でもドライブそのものはSeagateのIDEで、インターフェイスでSCSIに見せかけていたものです。
故障の原因は不明。結果は、写真の通りです。
(2003.1.17)

まず外観。2枚4面ですね。

内周部にはシークゾーンの加工がしてあります。
ヘッドの最内周側に傷が入っているのが見えるでしょうか。

シークゾーンと傷です。
最初に傷が入ったせいで壊れたのかもしれません。
または、擬似SCSIの為のインターフェイスが壊れて制御不能になり、傷が結果として入ったのかもしれません。壊れる直前にアームが大暴れしているみたいでしたから。
どちらかわかりませんが、結果として傷が入って故障しています。この傷こそ、本当の意味でクラッシュと呼んでいます。
もう古かったからしょうがないかな。

5、Seagate 40M 5400rpmモデル と
6、Seagate 20M 5400rpmモデル の2台
(いずれも2002年に購入)
全然別の使い方をしている2台ですが、今月壊れました。2003.8


ラバーの服を取るとこんな感じです。 外観は同じ様ですね。


基盤部分はこんな感じ、微妙に違うけど同じ様な作り。

    
それぞれの(ラバーにあった)ラベルはこれです。

左 : 40Gで ST340810A
  Windows MEで使用
  24時間稼動
  一年くらい使用
  原因はたぶん冷却不良がきっかけ
  症状は例のカッコン カッコンのシーク音だけで先に進まなくなった。

右 : 20GでST320419A
  Linuxサーバーで使用
  24時間稼動
  これも一年くらい
  RAID-1でミラーを組んでいた。
  サーバーが異常動作するようになったので、調べたらRAIDコントローラーがfail表示


ふたをあけたところです。
では早速右の20G、RAIDのfailから順に解説を・・・


一枚ディスクです。
ちょっとみずらいけど片面のみ使用しています。
片面が使われてないからもったいない気はしますが、ヘッドの価格が一本だけになるのでコストが多少抑えられているのでしょう。

ディスクの裏表、充分に調べてみましたが、異常は見つけられませんでした。
RAIDコントローラーがfailを出しただけなのでディスクがダメとは限りません。
原因はディスクか基盤か???判定できませんでした。
でも念の為に交換ということで。
本格的にアナライザーで調べてみたいものです。

さて次に40Gの方です。

先に説明しておくと、かなり加熱されてました。
PCケースのすき間というすき間にホコリが詰まっていて、排気ファンは回転しているものの空気は流れない状態でかなり加熱されていたと思います。
M/Bの電解コンデンサーの電解液が加熱されてそれぞれのパーツから吹きだしているのがわかります。
そんな日が続き、とうとうHDDがBIOSで認識されなくなりました。
そういうモノでした。

ディスクはこちらも一枚ディスクですが両面使いです。


さて障害の直接原因ですが、目視レベルでもディスク面に障害が2つ見つけられました。
この写真のディスク上部の黒く写っているところ、外周。
写真では全く見られませんが、打根が数個付いてました。回転中にヘッドが少し暴れた感じです。
外周の打根はデータが読めないので致命傷です。カッコンカッコンはこっちが原因じゃないかな。
ヘッドが汚れてうまく浮上できなくなったりするとつく打根に見えます。

もう一つは次の写真

写真のヘッドのやや左に見えますね。シークエリアではありますが、汚れにみえる、たぶん削れだと思う跡が見られます。

その裏面、同じところに同じものが見られます。
表裏、同じ場所っていうのは不思議な現象です。滅多にありません。
ということで、ゴミ、潤滑剤などの要因は考えにくいですね。
物理的に加熱膨張して、数ミクロン以内のゆがみでないといけない精度のフラットネスがクランプ部でゆがみが拡張し、ヘッドがぶつかってしまう様になったのかもしれません。想像ですが。

こうなるとヘッドの状態は悪くなっていたであろうことが想像できます。
それが外周の打根につながったのかも? そんな想像です。

7、IBM の正統派SCSI  DDYS-T09170 --- 9.1G でなんと 10000rpm だった!! 
Gatewayのサーバーマシンに入っていたものです。いままで真面目にスペックを確認して無かったけど10,000rpmだったとはびっくりした。
使用開始してから3年と3ヶ月。RAID-5のコントローラーがfail表示をするのでしかたなく交換。代用のドライブは4万円するという、なかなか高いドライブです。
ではSCSIとIBMのドライブとやらを見ていきましょう。

まずこれがラベルです。

コントローラーはこんな感じです。ホットスワップドライブなので、80pinのコネクターがついています。
4ピンの電源ソケットが見当たらないでしょう? 80pinにそれが含まれているのです。
いままで紹介してきてませんでしたがネジは星型なので専用のドライバがないと開けられません。

ケースにちょっと気になる点があります。DO NOT COVER THIS HOLEと書いてある穴。空気穴、ふさぐなと。
こんなはっきりした通気口は初めてですね。

そのラベルをはがすと隠しネジが3個でてきます。
まん中の白いシール、なんでしょう?気になりますね。

剥がしてみると・・・・・・ディスクが見えます。(-_-)
なんで? なんの穴かな? まぁいいか。

そのケースの裏側はこんな感じ。空気穴の所は裏にフィルターが貼ってあります。

さて、ディスクの構成は・・・・・
3枚構成。ヘッドは3本。?????
下から3面しか使ってない。一番上のディスクは両面とも使われてないなぁ。

その使われていない一枚目のディスク、使われてないせいで、油性ペンで線が書いてありました。
結構ワイルドな感じ。

そういえば、過去にディスクを作っていた時に、
 メーカー出荷→受入検査でNG→返品 
という返品ディスクに時たま落書きがあったなぁ。ドラえもんとか。ふと思い出しました。
ヘッドは外周にくるとディスク上から待避する仕掛けになっていました。Load/Unloadというタイプですね。
この一連の解析の中でこのタイプは初めて出てきました。
IBMだから? SCSIだから? ちょっと不明です。
さて、原因究明がこのページのテーマですね。ディスクを外して・・・と思いましたが、意外な壁にぶつかりました。
ディスクを固定している星型のビスが手持ちのドライバーと合わないので回せません。先にすすめませんです。

というわけで故障原因は・・・・
この状態、ディスクとヘッドの吸着がひどく、ディスクがかなり回転しにくくなっています。というより簡単に回すことができません。3本のヘッドも吸着力を増している要因。
これは今現在、回転を停止させているからか?
10000rpmになってからヘッドがロードしたらちゃんと動作するのかなぁ ちょっと不明。
吸着しやすいからLoad/Unload機構を採用しているのかもしれないし。
よくわかりませんでした。常時稼動しているサーバーなどのHDDをちょっと止めておくと動かなくなる事が多いのはこんなことが原因なのかなぁと、ふと思いました。
不完全レポートですいません。

8、Maxtor fireball3 30GB  これは初期不良と言って良いかも

今回はこのドライブ。

今日は2003.9.11 。ドライブの製造日は2003.1.17。まだ一年未満の、故障ドライブとしてはもっとも新しい個体であります。


おきまりのコントローラー部分です。


開けたところではいままでに無い展開です。
ディスク1枚、片面使いで、それ専用の設計がされています。
だからボディが薄いのか。当然こちらの面は何も気になるところはございません。
余談ですが、気を抜くと自分が映ったり蛍光燈が映ったり、写真がとりにくい被写体です。

ヘッドはこんな感じ。停止時にはがっちりと固定される仕掛けになっています。ヘッドも小さいですね。

さて原因をさぐってみましょう。ディスクをよく見てみると・・・・・・

おっと、傷が。

外周部に傷があります。


わかりますか? 下の方に蛍光燈が写っていますがその右上に小さな円周方向の傷と打痕が見られます。写真ではこれが限界ですが、肉眼でははっきりと深くみられます。
外周と言ってもヘッドのシーク範囲です。
恐らくこれが原因でしょう。あり得ない傷です。

この傷は使用中についたとは思いにくいものです。ちょっと深いですし、短いですから。回転と共についたとも思えないし、停止時にはヘッドは内周に固定されているし。
ディスクの使用中はデータ面を下向きに配置して使っていましたのでゴミが落下するのもないと思います。
とすると、・・・・・最初から付いてたと考えるのが妥当でしょう。だんだん影響が出てきたのかな?

最後にヘッド部分の拡大図を。
2003.9.11

 

2003年12月現在、私が管理しているHDDで、24時間365日電源を切られる事のないHDDの台数は67台になりました。
これだけあるとやっぱりそれなりに故障も発生しますよね。

実は上記から今2005年8月まで1年8ヶ月、この間に故障したドライブは2台ありました。

一台はIBMのSCSI-9G,10000rpmのやつ。
これはRAID5で使ってるんだけど2年に一度くらいの頻度で勝手に壊れていきます。
印象としては壊れやすいドライブだなぁ〜というところ。こんなに一定間隔で壊れていくのも他にはあまり見当たりません。
でももう交換ドライブは作られてないのでもうそれもおしまい。
故障の状況も以前見たときと同じで多分ディスク上で見られる様なものは無いと思うのでここでの解析対象外としました。

もう一台はMaxtorのドライブでこれもよくわからない壊れ方だったのでそのままにしてあります。
原因を特定するのって結構難しいんだよね。

ずーっとそのままにしてたんだけど一応書いてみましょう。

 

9、ドライブ?? メーカー?? 原因も?

というか症状も?
故障直後、カバーやら基盤やらを剥いで長い間ほっといたから、どんな症状だったのかも忘れたし、そもそもドライブがなんだったのかすらわからなくなっちゃいました。
外側はこんな感じ
なかはこんなかんじ
6、Seagate 20M 5400rpmモデル にとてもよく似てる。写真を見た限り。きっとこれです。
一枚一面のみ使って20Gって感じですね、

ヘッド部分はこんな感じだけど、こっちは使ってない面だからダミーヘッドです。
ヘッドはこうなってます。マイクロスライダーね。
結局データ面をみてもよくわかりませんでした。同じドライブらしい前回の6番の時も原因はわからずって感じでしたね。メディアには要因はなかったのかなぁ?
故障してから一年はたってたよたぶん。
記録・・・2005.8.17

 

10、・・・(7、IBM の正統派SCSI  DDYS-T09170 --- 9.1G でなんと 10000rpm だった!!) と同じドライブ


はい、これね。こいつ、ほんとに定期的に壊れるんでほんと困っちゃうよ。
10000RPMだからかな?  1年に1台ずついかれて・・・で、もう代替品は入手不能になりました。
ふたを開けるとこんなかんじ。
例の如く油性ペンで印がついてるよ。 ディスク左側の薄く写ってる線ね。

驚くことにディスク表面はホコリだらけ。いくら使われてない面だと言ってもびっくりするくらいホコリが積もってる。もちろん明けたときのホコリじゃないよ。それは識別できるからね。こんなのははじめてみた。でも、あくまで使ってない面だからいいのかなぁ


前回の解析同様よくわかりませんでした。見た目じゃわかんない。
ディスクは3枚、3面使い、9G、SCSI 80pinタイプのホットスワップ対応ドライブ、スタンバイ時にはヘッドが待避するタイプです。

故障したのはいつだったかなぁ・・・記録になってる日記をみればわかるけどあとで調べておきます。
記録・・・2005.8.17


11 「10、・・・(7、IBM の正統派SCSI  DDYS-T09170 --- 9.1G でなんと 10000rpm だった!!) と同じドライブ
と同じドライブ 。もういいかげんにしてくれ!!
2005.9.5故障 & UP

 
表とうらです。このドライブはいつも原因がわからないのでこれ以上の解析はしません。故障はSCSIコントローラーが認識できないっていう状態。いつもと同じ。原因はメディアなのか、コントロール基盤なのか不明なままですが、・・・・このドライブは嫌いです。9Gなのに5万円くらいするんだよ。
代替品で36GのSeagateを買って試しはじめました。それでも4万円近くするっていうSCSI 80pinの価値っていったい・・・

 


12、IBM DDRS-34560 SCSI 4.5G  2006.3.7停止

故障じゃないけど、回転時の金属音があまりに大きくなり堪えられなくなってきたので止めました。停止する時にもスピンドルの止まり方や音が明らかに異常なのでもう時間の問題かと思います。
スピンドル、回転系の寿命なんでしょう。こういうのは私の管轄のなかではとても珍しいほうです。
寿命ってIBMのものは他に比べて早い気がする。特にSCSI。SCSIのほうが耐久性が高いはずなんですが・・・・・。壊れるのってSCSIのIBMばっかりだ。
購入時のシールにH10.11.5と書いてあります。1998年から7年半の稼働、まあまあかなぁ。


13、DDYS-T09170 で 7、10、11番の記事と同じドライブで同じように書くと    2006.7.18

11 「10、・・・(7、IBM の正統派SCSI  DDYS-T09170 --- 9.1G でなんと 10000rpm だった!!) と同じドライブ
と同じドライブ 。もういいかげんにしてくれ!!

と同じドライブっていう感じですね。確実に壊れていくこのIBMのドライブ。4台いかれたから・・・もともとRAID-5で3台。故障で交換したのが2台。合計5台のうち、故障数はさっきの2台を含めて4台なんで残ってるのはもう一台。壊れるよね・・・。他のはSeagateに変えちゃったから。


XX、次の準備はしてありますが・・・・・もう壊れてほしくないですね。

 


なんだかんだと常時運転HDDは100台くらいになるんじゃないかと思います。
そして、最近、HDDを買うときはほとんどというか迷わずSeagate Barracudaにしています。
あれこれ使ったけど初期不良もほとんどなく、また高い気温の部屋でかつ飲食店の裏側という油っぽい劣悪環境の中で長期連続運転させても滅多に故障しないから。
他はどうか?っていうとちょこっと試すと数ヶ月で壊れる、っていう感じであまり冒険できないのでそんなところに収まってます。
お気に入りは RAIDアダプタにFasttrak100TX2を使ってSeagate Barracuda 5400rpm 40GでのRAID1 ミラー構成。もう40Gっていうと古くて低容量だけど事務的に使うなら十分だしね。だんだん手に入らなくなってきたら160Gくらいをベースにシフトして行きます。

ここの故障情報もだいぶ古い感じになってきましたね。
古いHDDはあいかわらず上記の様な理由でぽつぽつと壊れるのですが、それでもめっきり頻度は減少。
最近のHDDはヘッドもマイクロ化されてて荷重もあまりかからないのでしょうかね、傷が入るような故障もめっきりみられなくなってきています。あけてみても全然わかりません。
というわけでHDD原因の故障ってほとんどなくなってきた様な気がします。というのはカッコンカッコンなんていう音もここしばらく聞いてないし・・・・コントローラーが故障してんじゃない?と思うものばかり。だから捨て切れずあとで再利用を試してみようと思って使えずにいるHDDが山積みになっています。



2008.4

 

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