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起票 2005.2.13/更新 2005.2.13
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バーチャルホスト(WEB / Apache)

 

 



MTAのバーチャルホストはqmailのところで触れます。

HTTPDのバーチャルホスト化はとても簡単です。
Apacheの設定のところでも少し書いたのですが httpd.conf の設定だけです。

主のドメインの時に開かれるディレクトリ
・バーチャルホストでアクセスされたときに開くディレクトリ
それぞれをあらかじめ決めておきます。

で、 /etc/httpd/conf/httpd.conf を編集します。



既に主ドメインの設定は済んでいると思いますので、バーチャルホストを開く際の、ディレクトリに関するオプション設定を書きます。

<Directory "/var/www/html_vertual/"> ・・・・なんてね、適当なディレクトリを用意します。
Options MultiViews ExecCGI Includes
AllowOverride None
Order allow,deny
Allow from all
</Directory>

#バーチャルホストアドレス指定です。同じIPで結構。
NameVirtualHost 10.0.0.100


#こっちは普通の設定です。その下にでもつけ足します
<VirtualHost 10.0.0.100>
ServerAdmin webmaster@ayamizu.com
DocumentRoot /var/www/html/
ServerName www.ayamizu.com
ErrorLog logs/ayamizu.com--error_log
CustomLog logs/ayamizu.com-access_log
</VirtualHost>

#こっちがヴァーチャル用
<VirtualHost 10.0.0.100>
ServerAdmin postmaster@exampe2.xxx
DocumentRoot
/var/www/html_vertual/
ServerName www.バーチャルホスト名.com など
ErrorLog logs/exampe2.xxx--error_log ・・・・ログファイルも適当な名前でつけましょう
CustomLog logs/exampe2.xxx-access_log
</VirtualHost>



たったこれだけです。
あとはDNS側でちゃんとバーチャルドメインのzone設定ができるかどうかです。
出来るかどうか? っていっても簡単な事です。普通に主ドメインと同じつもりで設定するだけなんで。
どちらかってーと qmail のバーチャル化の方がちょっと気を使いますね。

どんなとこか、っていうと、MTAはドメインは一つしか認識できないから、バーチャルドメインは主ドメインの子供として扱われます。.qmailのオプションとして配送先を指定する事で運用できます。送受信ともバーチャルホストで十分Okなんですが、バウンスする時、例えば uer unknown など MAILER-DAEMONがメールを返すときそのDAEMONは主ドメインのアドレスをもって行ってしまったりします。そんなところがちょっと面倒なところかな・・・・おっと これは余談だったね。