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       起票 2005.2.20/更新 2005.2.20 
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フリーDBの選択肢、 MySQL と PastgreSQL 
  MySQLは軽快で早い、商用で使うなら商用ライセンスが必要とのこと。商用で使うことはないのですが、ライセンスは3万円弱だそうです。商用にしても安いや。特に商用で使うことはないなぁ。
  PostgreSQLは完全フリー。
  両者とも誉められている記事は多く、特に優劣はないみたいなので、「選んだ方」=「良い方」かな。
  そこで、MySQLを入れてみることにしました。
  基本的なインストール手順はhttp://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/mysql01/mysql01b.htmlを参考にさせて頂きました。
  内容が重複してしまうかもしれませんが、実施した手順を記載します。
  あらかじめ専用のユーザーを作ります。
  #groupadd  mysql
  #adduser  -g  mysql  -d  /usr/local/var mysql
  この手順です。
  しかしTurbo6.5でははじめからmysqlがインストールしていたらしく、それに気づかず、これらのユーザーが作成できないところから変だと思いました。あとで一旦削除してやりなおしました。
  
  次に、 http://www.mysql.com 
  のdownloadページからMySQLのソースをダウンロードします。ソースがパッケージ製品群の下のほうにひっそりといます。
  今回はバージョン3.23.49を取り出しました。
  ソースなので
  mysql-3.23.49.tar.gz
  これ、11MB程度。こちらがADSLでも先方が遅いらしくダウンロードは30分くらいかかります。
  これを、
  #tar xvfz mysql-3.23.49.tar.gz
  として展開し、作られたディレクトリにうつってから
  ./configure --with-charset=ujis  -with-extra-charsets=all 
   --with-mysqld-user=mysql
  と実行します。オプションは元のページを参照して頂きたいと思います。
  ちょっと時間はかかりますが、終わったら
  #make
  と実行します。makeはかなり時間がかかります。あまりの長さにこのインストール記録を書き始めてしまいました。まだ終わる気配がありませんのでもう少し書き進みます。
  以前はPCのスピードを評価するのにC言語のコンパイルを使っている記事をよく見かけました。まさしくPCの能力を評価されている気がします。
  長い
  qmailのコンパイルなんてあっという間だったのが、これは長い・・・・・・・・
  約30分で終わりました。次は
  #make install
  です。こちらはすぐに終わりました。
  次はデータベース初期化とデータディレクトリのオーナーをmysqlにする操作だそうです。
  #/usr/local/bin/scripts/msql_install_db --user=mysql
  と書いてありますが、環境がすこし違って scriptディレクトリは無い状態です。
  #/usr/local/bin/mysql_install_db --user=mysql
  こうです。
  #chown -R mysql /usr/local/var
  #chgrp -R mysql /usr/local/var
  
  
  さて、次に動作確認ですが
# /usr/local/bin/safe_mysqld --user=mysql &
で起動させて、
# /usr/local/bin/mysqlshow
というコマンドで現在登録されているデータベースを表示させます。
  この時点で既に
# mysqlshow
これだけでOKです。
[root@ns /root]# mysqlshow
  +-----------+
  | Databases |
  +-----------+
  |  Desktop |
  |  Maildir |
  |  mysql  |
  |  test   |
  +-----------+
  [root@ns /root]#
こう表示されればOKです。必要なのは mysql と test の2つです。これが自動に作られるDBで、Maildir と Desktop はqmailやXwindowが勝手に作るやつで、mysqlとは無縁のディレクトリなので消してしまいました。
  
  どうにか動作する様になりました。仕込みが終わったので今日はここまでとします。
  あと、影武者にも同じことを施して動作する様にしてからミラーを組みなおすこととします。
  
  あ、あと自動起動の方法ですが、起動は前述の通り
/usr/local/bin/safe_mysqld --user=mysql &これで行きます。
chmod +x /etc/init.d/mysqlとして実行できるようにしておきます。そして自動に起動させる為のシンボリックを貼りました。
ln -s /etc/init.d/mysql /etc/rc3.d/S83mysql
  以上です 
広告:MySQLに関する参考図書